社会的動物である人は、他者とコミュニケーションを取ることで高度な文明を発展させてきました。昔も今も人は他者との関係無しに社会生活を営なむことが出来ません。

衣食住の獲得から、自己実現、多様化へと価値観が変化していく社会では、異なる価値観や異業種・異文化、ジェネレーションギャップを持った人々との交流が増え、これまで以上に複雑で密なコミュニケーションが必要となります。しかし、実際はそれがうまく出来ずに苦しみ悩むことが多くあります。

コミュニケーションに関する研究は人文科学的な研究が先行していましたが、近年それを円滑で便利にする手法や多様なツールが新しく生まれてきています。しかし、対人関係のコミュニケーションエラーを根本的に解決出来るツールはまだ実用化されていません。

実際、多様なツールを活用している人や組織も重要な話題や意思決定は相変わらず対面コミュニケーションで行われています。また、上記に関わらず、日常的に行われる人と人の対面コミュニケーションは昔と変わらない手法で行われ、この先もしばらくは変化しそうにありません。

生身でこなす対面コミュニケーションは個人が持つ観る・聴く・話すスキルに依存するアナログで非効率なものであり、また、対話内容は脳の記憶領域に記録され、時間と共に劣化し、様々な認知バイアスにより都合よく書き換わってしまいます。

そうしたコミュニケーションエラーや記憶の曖昧さは、企業の生産性を悪化させる原因になる事が多く、また対人関係でネガティブな思考を生み出しやる気や気力の低下、鬱などの問題を引き起こすきっかけとなります。

我々は、対面のコミュニケーション(Dialogue)に着目し、それらに技術(Technology)を掛け合わせることで、コミュニケーションの質を改善し、認知バイアスに影響を受けないディジタルナレッジの実現を目指します。それらの技術は人と人の良きコミュニケーションを残しつつ、ポジティブな思考や自分と他者の新しい価値に気づくことが出来るツールになると信じています。

このような概念を我々はZmindTechnologyと定義し、人や組織がポジティブになれるサービスの提供を通じ、Beyond Well-Beingの実現を目指します。

Well-being ≦ Dialogue × Technology

= Z mind Technology

➡︎ Beyond well-being